YGarstkは「すべての農家にデータの力を届ける」というミッションのもと、2016年に設立されました。日本の農業は高齢化と後継者不足という深刻な課題を抱えています。一方で、限られた農地から最大限の収穫を得るためには、従来の経験と勘に加えて、客観的なデータに基づく判断が求められています。
私たちはドローンによる空撮データとAI解析エンジンを組み合わせ、これまで目に見えなかった圃場の状態を「見える化」するプラットフォームを構築しました。農業経験の浅い若手農家でも、データを活用することで的確な判断ができるようになります。熟練農家の知見とテクノロジーを融合し、次世代の農業を共に創り上げることが私たちのビジョンです。
2016年
創業年
87名
社員数
3,200+
導入圃場数
47
対応都道府県
技術力だけでは農業を変えることはできません。現場への深い理解と、農家の方々との信頼関係こそが、真のイノベーションを生み出す土壌となります。私たちが日々大切にしている4つの価値観をご紹介します。
オフィスの中だけでは良いプロダクトは生まれません。私たちのエンジニアは定期的に圃場を訪問し、農家の方々の声に耳を傾けます。現場で感じた課題をそのまま製品開発にフィードバックすることで、使いやすく、実用的なソリューションを追求しています。
データに基づく提案が私たちの仕事です。科学的根拠のない主張は一切行いません。AIモデルの判定精度や限界を正直に説明し、農家の方々が適切な期待値を持てるよう心がけています。信頼は正直さから生まれるものだと考えています。
農業は自然環境と共存するものです。私たちの技術は収穫量の向上だけでなく、農薬や水資源の最適利用を通じて環境負荷の低減にも貢献します。経済的な持続可能性と環境的な持続可能性を両立させることが、次の世代への責任だと信じています。
私たちは農家の方々を「お客様」ではなく「パートナー」と考えています。導入後のサポートはもちろん、新機能の開発にあたっても農家の方々の意見を積極的に取り入れます。共に学び、共に成長する関係を大切にしています。
農業、テクノロジー、ビジネスの各分野で豊富な経験を持つメンバーが、YGarstkの事業を推進しています。異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まることで、多角的な視点から農業課題の解決に取り組めると考えています。
代表取締役CEO
農学部出身で大手農機メーカーに10年勤務した後、ドローン技術の農業応用に着目してYGarstkを創業。農業現場の課題を熟知し、テクノロジーと農業の架け橋となる存在を目指しています。北海道大学農学部卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科修了。
取締役CTO
機械学習と画像認識の専門家。国内大手IT企業でAI開発部門のリーダーを務めた経験を持ちます。農業分野へのAI応用に情熱を注ぎ、YGarstkの解析エンジンの設計と開発を統括しています。京都大学工学部卒業、カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス修士。
取締役COO
農業コンサルティング会社の代表を経てYGarstkに参画。全国の農業法人や自治体とのネットワークを活かし、サービスの普及と導入支援を担当しています。「技術は使われてこそ価値がある」を信条に、丁寧な導入サポート体制の構築に注力しています。早稲田大学商学部卒業。
執行役員 / ドローンオペレーション部長
航空測量会社でドローン運用の実務経験を積んだ後、YGarstkの飛行チームを立ち上げ。国土交通省認定の上級操縦技能者であり、全国のフィールドパイロットの教育プログラムも設計しています。安全運航と効率的なデータ収集を両立させる運用体制を確立しました。
執行役員 / データサイエンス部長
農業研究機関でリモートセンシング技術の研究に従事した後、YGarstkのデータサイエンスチームを率いています。衛星データとドローンデータの統合分析手法の開発を主導し、複数の学術論文も発表しています。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了。
執行役員 / カスタマーサクセス部長
SaaS企業でカスタマーサクセスの仕組みを構築した経験を持ち、YGarstkでは導入後の農家支援を統括しています。定期的な圃場訪問と活用サポートを通じて、技術に不慣れな農家の方でもスムーズにデータ活用を始められるよう伴走型の支援を提供しています。
創業から現在までの主要な出来事をご紹介します。小さなスタートアップから始まり、農業テクノロジーの分野で着実に成長を続けてきました。
中村太郎と高橋理恵の2名で東京都千代田区に創業。「ドローンとAIで農業を変える」というビジョンのもと、最初のプロトタイプ開発に着手しました。創業時の資本金は500万円でした。
新潟県南魚沼市の稲作農家3軒でパイロットテストを開始。マルチスペクトル撮影による水稲の生育診断の有効性を確認し、参加農家からは「見えなかった問題が見えるようになった」と高い評価を得ました。
農業系VCおよび事業会社から3億円の資金調達を実施。開発体制の強化とフィールドオペレーションチームの立ち上げに投資し、本格的な事業拡大のフェーズに入りました。
2年間の開発とテストを経て、YGarstkプラットフォームの商用サービスを開始。北海道、東北、関東、信越地方の農家を対象に、航空マッピング、作物健康診断、リアルタイム分析の3つのサービスを提供開始しました。
全国の導入圃場数が1,000件を超えました。同時に農林水産省のスマート農業実証プロジェクトに採択され、公的機関との連携も本格化。果樹・野菜・畑作への対応範囲も拡大しました。
気象データと過去の生育記録を統合した収穫時期予測機能を搭載した新バージョンをリリース。予測精度は従来モデルから38%向上し、収穫のタイミング最適化による品質向上に大きく貢献しています。
北海道から沖縄まで、全国47都道府県での導入実績を達成しました。社員数は87名に成長し、12の地域拠点を設置して迅速な現地サポート体制を確立しています。累計の飛行データは50万フライトを超えました。
| 会社名 | YGarstk株式会社(ワイガーストック株式会社) |
| 設立 | 2016年4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役 中村 太郎 |
| 資本金 | 5億2,000万円(資本準備金含む) |
| 従業員数 | 87名(2025年12月時点) |
| 本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー 12F |
| 電話番号 | +81 3-3502-8700 |
| メール | [email protected] |
| 事業内容 |
・ドローンを活用した精密農業プラットフォームの開発・運営 ・農業用AIデータ解析サービスの提供 ・農業コンサルティング ・ドローン操縦技能講習 |
| 認証・許認可 |
・国土交通省 無人航空機飛行許可 ・ISMS認証(ISO/IEC 27001) ・JIS Q 15001(プライバシーマーク) |
| 地域拠点 | 札幌、仙台、新潟、つくば、名古屋、大阪、岡山、福岡、熊本、鹿児島、那覇、帯広 |
YGarstkは大学や研究機関と積極的に共同研究を行い、AIモデルの精度向上やリモートセンシング技術の革新に取り組んでいます。学術的知見と実務の融合が、私たちのプロダクトの競争力の源泉です。
農学研究院
生命環境科学研究科
作物研究部門
農学生命科学研究科